工程

April 2, 2014

ボストンバッグ製作手順



●デザインを決める。

 

周りに生地やら型紙やらを置いて、私がスタッフへ渡す仕様書に文字を書いている様子の画像

 

★デザイナーとしての思い

 Tamao Yugeは世界中から集めてきた色とりどりの生地を活かしたバッグ作りをしています。生地のデザインに合わせて、10数種類のバッグのパターンから選んでいきます。

 

一つの生地で大体3パターン位です。

 

パターンが決まったら、組み合わせる革の色を決めていきます。生地と同系色にしたり、一見合わない感じの色を組み合わせてはっとした印象にしてみたり。

 

また、持ち手の形や金具の形状なども、イメージに合わせて組み合わせていきます。

 

もうひとつ、大切なのは、裏地の色のセレクト。バッグを開ける度に、綺麗な色合いの裏地を

見て幸せな気持ちになってもらいたいと考えながら、色を選んでいます。

 

また、生地や革の厚みや特性などを考慮しながら、裏に貼り付ける接着芯を決めるのもデザイナーの仕事です。

 

ここは、Tamao Yugeのデザイナーである私にしか出来ない仕事です。

 

 

 

 

 

 

 

●製作過程

接着芯にパーツ毎に型を書き込む。



荒ら裁ちした接着芯を布や革に貼る。

 

表地と接着芯を貼り合わせたものを裁断する。

 

 



革に直接パターンを置いて裁断する。


裁断した革を機械を使って漉く。

 

ミシンで縫製する際に気をつけないといけないことは、なるべく平坦にして縫製していくこと。段差があると、そこで糸の調子が狂ったり、糸目が乱れたりしがちです。ぶ厚い革を折って縫製する時は、厚みを均一にするために厚さを半分にする必要があります。そこで革漉き器を使い、革を薄くする作業が必要になります。

 

 

 


○持ち手について

革にパーツを置いて裁断する。

 

抜き型があるものは、ハンドプレス機で裁断する。

 

 



根元をハンドプレス機で裁断する。

持ち手、根元共、裏側に伸び止めテープを貼る。

 

​金具をつけ、ゴムのりを塗る。

 

 



ミシンでロープのキワギリギリを縫う。

 

 



数ミリ残していらない革を裁断する。

裁断面に革の色にあった塗料を塗る。コバ塗り。

 

 

★デザイナーとしての思い

持ち手は正直、とても工程が多く手間暇がかかり、一番手が抜けないところでもあります。

 

バッグを作り始めた頃は、資材のお店に売っている革紐を買ってきて、かしめで打ちつけるだけでしたが、バッグ本体の色やデザインに合わせた持ち手にするために、一枚革から裁断するという最初から全て手作業ですることになりました。

 

ミシンで縫ったり、金具を取り付けたり、のりで貼り付けたりとたくさんの工程があります。

そして一番最後の工程が【コバ塗り】です。革の裁断面のことをコバと言いますが、この部分をなにもしないでおくと、使っていくうちに毛羽立ってきたりしてきます。それを防ぐために

塗料を塗るのが【コバ塗り】です。下地を塗ってから塗料を塗っていきますが、裁断面にだけ綺麗に塗るのはとてもコツがいる難しい作業です。少しずつ、専用の器具を使って塗っていきます。また乾かすのも色々コツが必要です。

 

面倒ではありますが、綺麗に出来た時はほっとしてとても嬉しいものです。

 



○縫製

裏地を作る。牛革を使ったファスナーポケットと仕切りの入ったポケットをつける。

各パーツを縫う。

表地の胴の部分に持ち手と根元をカシメを使って留める。

 

 

根元と胴を合わせて縫う。

 

 

★デザイナーの思い

 

バッグ本体と持ち手を繋ぐ部分を【根元】といいます。このパーツは金具がたくさん​あり、とてもぬいにくい箇所です。またこの部分でバッグの重さを支えているので、しっかりと強度のある縫製にすることがとても大切です。

表地も各パーツを縫製する。

ボストンタイプは、縫い代が、バッグの内側に出てくるので、テープを巻きながら縫製する。

表にひっくり返す。

ファスナーのひっぱりをつける。

 

このあたりの作業の工程は、画像を撮ってもらいたいと思っています。



 

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